個性は育てるものなどではない

実は「ワガママを許してる」だけなのに「個性を尊重」している気分になるのも、その発想の背景にある「教育次第で人間は画一化できてしまう」という考えも、なんだかおこがましいような。人間性ってものをナメてませんか。そもそも個性ってそんなにいいものなんでしょうか。個性のダークサイドがあまり語られないのは何故でしょうか。世間から負の価値を与えられた「個性」は「病気」として片付けられていませんか。たとえ尊重されない状況にあっても出てきてしまうのが個性という重荷なのでは。

なーんてことを自分臭がぷんぷんする自分の絵を見て少しうんざりしながら考えてました。思い通りに動かないマウスで描いても自分は自分。